日本年金機構の年金事務所の所長が、外国人を差別する内容などをインターネット上に投稿していたことを受けて、根本厚生労働大臣は、「極めて遺憾だ」と述べ、機構に対する指導と監督を徹底し、再発防止に取り組む考えを示しました。
日本年金機構の世田谷年金事務所の所長が、ツイッターで、特定の国の人や、国会議員の名前などを挙げて中傷する内容を投稿していたことが明らかになり、機構は前所長を、25日付けで解任して更迭するとともに、処分を含め今後の対応を検討することにしています。

これについて、根本厚生労働大臣は閣議のあと、記者団に対し、「差別的な発言はあってはならない。国民の信用を失うものであり、極めて遺憾だ」と述べました。

そして、「機構には、再発防止の徹底と職員の規範意識の向上に努めてもらいたい」と述べたうえで厚生労働省としても、機構に対する指導と監督を徹底し、再発防止に取り組む考えを示しました。

NHKニュース
2019年3月26日 10時56分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190326/amp/k10011860841000.html