沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、政府は25日午後2時58分、辺野古側の新たな埋め立て区域A(約33ヘクタール)に土砂を投入した。

土砂投入は昨年12月から埋め立てが始まった区域A―1に続き2カ所目で、埋め立ての賛否を問う県民投票で7割の反対が示されて以降、初めて。

沖縄防衛局は国土交通相が昨年8月に県が実施した埋め立て承認撤回の執行停止を決定したことを受け工事を進めている。一方で、玉城デニー知事は撤回は現在も有効との考えを主張している。

県民投票で辺野古反対の民意が示され、玉城知事が安倍晋三首相に工事の中止を求めた中で埋め立てを強行する政府の姿勢は、
県内世論の反発だけでなく国会での野党の追及に波及するのは必至だ。

新たに土砂が投入されたのは辺野古側の区域Aの面積は約33ヘクタールで、埋め立て区域全体160ヘクタールの2割。
隣接する区域A―1と合わせると辺野古側の全域が埋まることになり、埋め立て全体の4分の1となる。

一方で、残りの埋め立て4分の3に当たる大浦湾側では軟弱地盤が確認され、政府は知事に地盤改良のための工事の変更申請を認められなければ埋め立てに着手できない。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/400343
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参考
【速報】辺野古で新たな区域に土砂投入開始 プロ市民が発狂中
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1553495600/l50