4月の統一地方選の府県議選で、野党第1党の立憲民主党の候補者擁立が難航気味だ。41道府県議選(定数計2277人)の立候補予想者数は自民1292人に対し、立民は176人。最多の北海道(定数100)と神奈川(同105)は各30人で、ほかは13〜0人。枝野幸男代表ら幹部のお膝元も低調だ。結党後、地方の組織整備が追い付かず準備不足を物語る。国民民主党との競合回避も背景にありそうだ。(文中の候補者数は全て3月8日現在の共同通信調べ)

 「今回チャレンジする仲間は多くない。結党してまだ1年5カ月なんです」。立民埼玉県連代表の枝野氏は2日、同県狭山市で理解を求めた。

【共同通信】

2019年3月9日 / 20:32
https://jp.reuters.com/article/idJP2019030901002242