【ソウル=水野祥】韓国の文在寅大統領は1日午前、日本の植民地支配に抵抗した1919年の「3・1独立運動」から100年を迎えることを記念した式典で演説した。

 文氏は演説で日韓が「力を合わせて被害者の苦痛を実質的に癒やす時、韓国と日本は心が通じ合う本当の友達になる」と述べた。「被害者」は元徴用工や元慰安婦らを指すとみられ、元慰安婦や元徴用工を巡る一連の問題が未解決との認識を示した。

 式典はソウル中心部の光化門広場で行われた。

読売新聞
2019/03/01
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190301-OYT1T50167/