新年度予算案 28日の採決めぐり 与野党の攻防激化へ

新年度予算案について、与党側は年度内成立を確実にするため今週中に衆議院通過を図る方針で28日にも予算委員会で採決を行う構えを見せています。
これに対し、野党側は毎月勤労統計調査の調査方法の変更などをめぐって審議が尽くされていないとして28日の採決に反対していて与野党の攻防が激しくなる見通しです。

新年度予算案を審議している衆議院予算委員会は26日、採決の前提となる中央公聴会を開いたのに続き、27日に各省庁の政策課題などを審議する分科会を開きます。

そして、28日は、統計問題などをテーマに集中審議を行うことになっていて、毎月勤労統計調査の調査方法の変更などをめぐって激しい論戦となることが予想されます。

与党側は、自民党の森山国会対策委員長が「予算案の審議は大詰めを迎えており、早期成立が景気対策になる」と述べるなど、
予算案の年度内成立を確実にするため、今週中に衆議院通過を図る方針で、28日にも委員会で採決を行う構えを見せています。

これに対し、野党側は、立憲民主党の枝野代表が「毎月勤労統計調査の問題などで資料や参考人が出てこず、審議は尽くされていない」と述べるなど、28日の採決に反対しています。

さらに、野党内では「根本厚生労働大臣は不信任に値する」といった意見も出ていて与野党の攻防が激しくなる見通しです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190227/k10011829291000.html

関連
税金と時間のムダ…国会が“学級崩壊”状態!? 桜田五輪相の「3分遅刻」に野党は「5時間審議拒否」
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190222/soc1902220017-n1.html


参考
審議拒否した野党「審議が尽くされていない」 予算案の採決に反対
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1551233823/l50