米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先となる辺野古を抱える同県名護市では、24日の県民投票で「反対」が73%を占め、全県の比率をわずかながら上回った。「賛成」は18%、「どちらでもない」は9%だった。

 昨年2月の名護市長選は、反対派の現職が、教育や医療の充実を訴えた元名護市議に敗れた経緯がある。移設問題に争点を絞った場合、反対派が圧倒的多数という実態が浮き彫りになった。

 一方、普天間飛行場がある宜野湾市も「反対」が66.8%と最多だったが、「賛成」は24.4%。「どちらでもない」は8.8%。

共同通信
2019/2/25 00:40
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