不正統計の新たな検討会を巡って異論が噴出した。  根本厚労大臣:「専門家を参集した新たな検討の場を設けたい」  

 実質賃金の統計の在り方について、厚生労働省内に専門家による検討会を新たに設置すると表明した根本大臣。これに野党が反発。  

無所属(立憲民主党会派)・大串博志議員:「これから検討するのか!まともな調査をやっているとはとても思えない。実質賃金をマイナスであるという結果が出るのを見せたくないために、時間稼ぎしているんじゃないですか?」  
 根本厚労大臣:「時間稼ぎ(の考え)をしているとは毛頭ありません」  
 無所属(立憲民主党会派)・大串博志議員:「この件に関して相談を受けた有識者は樋口理事長ではありませんか?」  
 独立行政法人労働政策研究・研修機構、樋口理事長:「(厚労省の)事務当局から今、お話のことについて電話がありましたが、私はご存じの通り特別監察委員会の委員長をやっておりまして、とても忙しくてそういったものには答えられないというふうに申し上げました」  
無所属(立憲民主党会派)・大串博志議員:「これって皆さんおかしいと思いません?」「厚生労働省の事務方がこの問題に関して、第三者委員会、特別監察委員会のヘッドをやっている樋口委員長に対してまさに論争のポイントである実質賃金を出すかどうか、このことを樋口委員長に聞いているということですよ。まさに、厚生労働省の事務方と樋口委員長が一体化していることがこれで明らかじゃないですか」

テレ朝news
2019/02/13 17:25
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000147570.html