厚生労働省は30日、毎月勤労統計の不正調査問題を検証する特別監察委員会の第3回会合を非公開で行った。統計調査部門の職員や元職員への再ヒアリングに事務局の人事課職員が同席したことについて、同委は「極めて庶務的なことをやっていて、一切質問もしていない。聴取の内容に影響を及ぼすものではない」として、容認する姿勢を示した。

 会合終了後、事務局の職員が報道陣に説明した。同席していた職員に幹部の人事課長も含まれることについては「調書の作成に人手がかかる」と釈明した。

時事通信社
2019年01月30日21時39分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019013001317&;g=eco