厚生労働省の不正統計問題を巡り、ヒアリングの場に同席していた官房長がANNの取材に「私たちがその場にいることで話をもっと聞き出せるのではないかと思っていた」と話しました。

 厚労省の定塚由美子官房長は特別監察委員会が行った部局長級の職員らを対象としたヒアリングの一部に出席し、自らも質問するなどしていました。この理由について、定塚官房長はANNの取材に対して「ヒアリングの冒頭で現役の職員には全部、包み隠さず話さないと虚偽申告で処分が重くなると告げた」としたうえで、「私たちがいることでもっと聞き出せるのではないかと思っていた」と話しました。一方で、「特別監察委員会の第三者性に疑念を持たれることになり、申し訳ない」「追加調査の席にも人事課の職員は同席しているが、記録など事務的な作業に徹している」として第三者性には問題がないとの考えを示しました。

テレ朝news
1/30(水) 11:47
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190130-00000012-ann-soci