米ロサンゼルス市のコリア・タウンにある公立学校の外壁に描かれた壁画が「旭日旗」を連想させるとして
地元の韓国系コミュニティーが消去を求めていたことに関連し、冬休み中に実施される予定だった壁画の消去作業が当面の間保留されることになった。

 17日付(現地時間)の米紙ロサンゼルス・タイムズによると、ロサンゼルス統一学区は同日「多くの反響があり、さらなる論議が必要だ」として壁画の消去を当分の間保留すると発表した。

 この決定に対し、壁画の作家だけでなく検閲に反対する複数の団体から「表現の自由を侵害している」と批判の声が上がった。

 さらに、米国のジョン・F・ケネディ元大統領の弟で司法長官を務めた故ロバート・ケネディ元上院議員の子どもたちからも、壁画の消去に反対する意見が上がった。
学校はケネディ元上院議員が暗殺されたホテルの跡地に建設されている。

 ケネディ元上院議員の息子の1人は16日、ロサンゼルス統一学区および学校側に壁画消去に反対する文書を送付し、
自身の意見が父だけでなく伯父のケネディ元大統領をも代表していると主張した。

 文書は「父は文化的にデリケートな事案に好意的だが、米国の民主主義の基盤は表現と言論の自由」だとして
「米国人は寛容と多様性を強く支持してきたため、父と伯父(ケネディ元大統領)は検閲を嫌悪した」と訴えた。

 さらに「父と伯父は政治的アジェンダ(重要課題)のために芸術作品を破壊した人々を最悪の悪党だと考える」として
「今回の壁画除去計画には非理性的で非難されて当然という部分があまりに多く、ばかげた欠点を列挙する論文がかけるほどだ」と批判した。

 グラフィティ・アーティストのシェパード・フェアリー氏も壁画の消去に反対の立場を示した。
フェアリー氏は、問題の壁画を消去するなら自身が学校内に描いたケネディ氏の肖像画の消去も要請すると述べた。学校の一部教諭と生徒も反対の意思を示している。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/12/18/2018121880128.html

壁画
https://www.sankei.com/images/news/181219/wor1812190009-p1.jpg



参考
【米国】韓国系「コリアタウンの学校に旭日旗を連想させる壁画が!撤去して!」→ケネディ家がブチギレ
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1545230596/l50