日本とロシアが進めている経済協力プランの一環として、ロシア極東にあるハバロフスク空港のターミナルの運営事業に日本企業が参入することが決まり、18日、署名式が行われました。

署名式では世耕ロシア経済分野協力担当大臣や来日しているオレシュキン経済発展相の立ち会いのもと、双方の企業の代表者が文書を交わしました。

今回の署名ではロシア極東の拠点である「ハバロフスク空港」の国内線の新たな旅客ターミナルの運営事業に大手商社の「双日」や羽田空港のターミナルビルを運営する「日本空港ビルデング」、それに官民ファンドのJOIN=「海外交通・都市開発事業支援機構」が合わせておよそ100億円を出資します。

ハバロフスク空港の新たな旅客ターミナルは国内線が来年後半、国際線が2020年以降に供用が始まる予定で、今後、アジア方面を中心に需要の増加が見込まれています。

日本はロシアとの間で2年前に合意した8項目の経済協力プランに沿って共同プロジェクトを進めるなど経済協力の拡大に努めています。

NHKニュース
2018年12月18日 19時13分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181218/k10011751691000.html