【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は21日、北朝鮮が絡むマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した疑いで、米連邦検察当局が三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)を捜査していると報じた。

 ただ、北朝鮮がMUFGを通じて資金洗浄を行った証拠を当局が握っているかどうかは明らかでないとしている。

 報道によると、MUFGは国際的な制裁リストに掲載された企業や個人を除外するための内部システムを意図的に無視していたほか、資金洗浄が盛んな北朝鮮と中国の国境付近で事業を営む一部の中国人顧客に関し、身元確認のためのシステム導入を怠っていた疑いが持たれている。検察当局は昨年末、MUFGに召喚状を送付したという。 

時事通信社
11/21(水) 22:51配信
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