外国人材の受け入れを拡大するための法案をめぐって、参議院法務委員会の理事懇談会で、立憲民主党は安倍総理大臣の委員会への出席など野党側の要望に対する与党側の回答が十分でなく、日程協議には応じられないと主張し退席しました。このため13日と今週15日の委員会は委員長の職権で開かれることになりました。

外国人材の受け入れを拡大するための法案が13日、衆議院で審議に入るのを前に参議院の法務委員会は理事懇談会を開き、今後の日程を協議しました。

この中で与党側は13日、参議院としては最初の委員会を開いて、まずは山下法務大臣の所信を聴取したいと提案しました。

これに対し、立憲民主党は安倍総理大臣の委員会への出席や関係する委員会も合わせた連合審査会の開催など法案審議をめぐる野党側の要望に与党側が十分にこたえておらず協議には応じられないとして退席しました。

このため、公明党の横山委員長は13日、委員会を開いて山下法務大臣の所信を聴取したうえで今週15日には質疑を行うことを職権で決めました。

NHKニュース
2018年11月12日 20時09分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181112/k10011708031000.html