日本銀行は31日までの金融政策決定会合で、現在の大規模な金融緩和策を維持することを決めました。

 日銀は31日まで2日間開いた金融政策決定会合で、短期金利をマイナス0.1%に、長期金利をゼロ%程度に誘導することを柱とする現在の大規模な金融緩和策を維持することを賛成多数で決めました。

 一方で、会合後に公表した経済や物価の見通しを示す「展望レポート」では、今年度の経済成長率の見通しを前回7月の「1.5%」から「1.4%」へ、物価上昇率の見通しも「1.1%」から「0.9%」へと下方修正しました。今回の判断について、午後3時半から黒田総裁が会見で説明します。

TBS NEWS
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