自民党の森山裕国対委員長は28日、鹿児島市内で開かれた党鹿児島県連の会合で、外国人労働者の受け入れ拡大に向け新たな在留資格を設ける出入国管理法改正案の成立を臨時国会で目指す考えを改めて示した。「地方でも労働力不足が顕著だ。外国人の労働者をルールに基づいてしっかりと受け入れ、研修させる仕組みをさらに拡大していくことが大事だと考えている」と強調した。

 入管法改正案をめぐっては、受け入れ拡大について党内からも慎重論があり、26日の党法務部会では改正案の了承は見送られた。

 また、森山氏は衆院憲法審査会で継続審議となっている憲法改正手続きを定める国民投票法改正案に関して「しっかり憲法審査会で議論し、改正案の成立を図ることが憲法改正の第一歩だ」と述べた。

産経新聞
10/28(日) 14:53配信
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