アメリカのフェイスブックが大量の個人情報が流出したと発表したことについて、菅官房長官は記者会見で、フェイスブック側から政府の個人情報保護委員会に日本人の情報も流出した可能性があるという報告があったとして、事実関係の確認などを行っていることを明らかにしました。

世界最大の交流サイトを運営するフェイスブックは今月12日、2900万人の利用者の個人情報が流出し、このうち1400万人については、名前や電話番号のほか、誕生日や職歴なども流出したと発表しました。

これについて、菅官房長官は午前の記者会見で、「フェイスブック社からは、先月29日と今月13日に、政府の個人情報保護委員会に事前の連絡があり、日本人利用者の情報が含まれる可能性があるという報告を受けている」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は「現在、個人情報保護委員会において、フェイスブック社から引き続き事実関係を確認するとともに、再発防止策を聴取するなどの対応をしている」と述べました。

NHKニュース
2018年10月15日 12時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181015/k10011672001000.html