http://anonymous-post.net/post-2410.html

柴山発言、どこが「バカ」か

子供の頃、友人らと「バカと言う者がバカだ」と言い合った覚えがある人は少なくないだろう。共産党の宮本岳志衆院議員が3日、自身のフェイスブックに書き込んだこんな言葉を見てふと記憶がよみがえった。

「またバカが文部科学大臣になった。教育勅語(ちょくご)を研究もせずに教育勅語を語るな!」

これは、柴山昌彦文科相が2日の就任後の記者会見で、明治天皇が人が生きていく上で心がけるべき徳目を簡潔に示した教育勅語に関し、次のように述べたことへの反応である。

「アレンジした形で、今の例えば道徳などに使える分野が十分にあるという意味では、普遍性を持っている部分がある」

「同胞を大切にするとか、国際的協調を重んじるといった基本的な記載内容について、現代的にアレンジして教えていこうと検討する動きがあると聞いており、検討に値する」

宮本氏がどれほど深く教育勅語を研究してきたのかは寡聞にして知らないが、この柴山氏の発言がどう子供じみた「バカ」という悪口と結びつくのだろうか。

政府は平成29年3月の閣議では、教育勅語を「憲法や教育基本法に反しないような形で教材として用いることまでは否定されていない」とする答弁書を決定している。

また、現在は安倍政権を激しく批判している前川喜平元文科事務次官も、初等中等教育局長当時の26年4月の参院文教科学委員会でこう答弁している。

「教育勅語の中には今日でも通用するような内容も含まれており、これらの点に着目して活用することは考えられる」

当時の下村博文文科相も「教育勅語の内容そのものについては、今日でも通用する普遍的なものがある」と述べており、柴山氏の発言は従来の政府見解と特段異なるわけではない。

(以下略)

http://www.sankei.com/premium/news/181004/prm1810040009-n1.html

関連

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/186/0061/18604080061009a.html

○和田政宗君 その副読本の関連で質問しますけれども、私は、教育勅語について、学校、教育現場で活用すればとても良い道徳教育になると思いますが、米国占領下の昭和二十三年に国会で排除決議や失効確認決議がなされています。こうした決議は関係なく、副読本や学校現場で活用できると考えますが、その見解でよろしいでしょうか。できれば大臣にお願いしたい。

○政府参考人(前川喜平君) 各学校において教材を選定する際には、教育基本法、学校教育法、学習指導要領等に照らして適切なものを選定する必要があると考えております。
教育勅語は、明治二十三年以来、およそ半世紀にわたって我が国の教育の基本理念とされてきたものでございますが、戦後の諸改革の中で教育勅語を我が国の教育の唯一の根本理念とする考え方を改めるとともに、これを神格化するような取扱いをしないこととされ、これに代わって教育基本法が制定されたという経緯がございます。
このような経緯に照らせば、教育勅語を我が国の教育の唯一の根本理念であるとするような指導を行うことは不適切であるというふうに考えますが、教育勅語の中には今日でも通用するような内容も含まれておりまして、これらの点に着目して学校で活用するということは考えられるというふうに考えております。

※関連記事

柴山昌彦文部科学大臣「(教育勅語について)アレンジした形で、今の道徳などに使える分野がある」〜ネット「この発言に憤慨している奴は、ほとんどが教育勅語を読んだことない奴と思っていい」「『戦前回帰だ』とか言ってる恥ずかしい奴らはいつまで敗戦直後の頭なんだよw」

管理人
ネットの反応
名無し
共産党は口が悪い下品な輩が多いな。
名無し
自民にすり寄ってきやがった
と思ったら、3年前の答弁か
今、改めて聞いてみ?絶対に否定するから
名無し
脊髄反射で喚き散らした
クズ野党とマスゴミ
名無し
前川を持ち上げる朝日どうすんの?
名無し
聖人の御言葉だぞ?拝聴せよ

(略)