鳩山元首相言及 “佐喜真氏も翁長後継と名乗っている”は本当?

【まとめ】

・鳩山元首相の「玉城デニー候補も佐喜真候補も翁長さんの後継と名乗っている」→“誤り”

・ 玉城氏は立候補当初から翁長氏の後継として遺志を継ぐと発言。

・佐喜真氏は翁長氏の功績に一定程度評価しているものの「自身は後継」という趣旨の発言はしていない。

沖縄選挙選はその注目度の高さから様々な著名人が様々な発言をしている。彼らの発言は多くの人が目にすることから、影響力も大きい。
今回のファクトチェックでは、83万人のフォロワーを持つ、鳩山由紀夫元首相がtwitterで投稿した内容を検証する。尚、このtweetは28日時点で、4515件リツイートされている。

まず、玉城氏自身「翁長氏の後継者として遺志を継いでいく」といった趣旨の発言を何度も繰り返していることは周知の事実である。
一方、「佐喜真氏も翁長氏の後継と名乗っている」という点に関しては事実かどうか疑問があるため、今回はこの部分について、詳しく検証していきたい。

まず、本人の公式HPやtwitterを確認したが、27日現在、「自身は翁長氏の後継だ」という趣旨の発言やtweetなどは確認できなかった。

公式HP上の「決意」というページには、「翁長県政の四年間を振り返ると、過重な基地負担を全国に知らしめたことは大きな功績でした。」と記されている。
9月5日の立候補予定者公開討論会においても、「沖縄の過剰な基地負担の軽減に向けて全国に発信したということについては、やはり私どもとして評価をするところでございます。」と発言している。

9月5日のNHKの政治マガジンによると、佐喜真氏は「翁長知事に恥じない政治を作っていくことが、残された私たちの責任だ」と周囲に語ったそうだ。
このような発言から、佐喜真氏は翁長氏が基地負担について全国に発信したこと自体は一定の評価をしていると言える。

(略)

http://blogos.com/article/328331/


参考
【沖縄知事選】鳩山由紀夫が大失態 虚偽の内容で佐喜眞候補を嘘つき呼ばわり
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1538223394/l50