安倍晋三首相は17日のTBSの番組で、自民党の杉田水脈衆院議員がLGBT(性的少数者)のカップルは「生産性がない」などと月刊誌に寄稿したことに関し、「まだ若いから、注意をしながら仕事をしていってもらいたい」と述べ、処分は不要との考えを明らかにした。

 首相は同時に、自身が子宝に恵まれなかったことに触れ、「生産性がないと言われると、大変つらい思いに私も妻もなる」と語った。その上で、「政治家は自分の言葉によって人がどのように傷ついているか、十分に考えながら発言をすべきだ」と指摘した。

時事通信社
2018年09月18日00時00分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018091800001&;g=pol