成田空港は、滑走路のそばで不発弾のようなものが見つかったため、13日朝、3時間近くにわたって滑走路2本のうち1本が閉鎖されました。
見つかったのは、いわゆる「成田闘争」で過激派が使っていた「飛翔弾」とみられ、警察が確認を進めています。

成田空港会社によりますと、13日午前3時半ごろ、空港に2本ある滑走路のうち、A滑走路の北端近くにある緑地帯で掘削作業をしていた業者から、「不発弾のようなものがある」と連絡がありました。このため成田空港では、午前5時半ごろからA滑走路が閉鎖され、その後、警察による撤去作業が終わったため、午前8時20分に運用を再開しました。

この間、国際線1便が行き先を成田から韓国のインチョン(仁川)空港に変更しましたが、B滑走路の運用は通常どおり続けられたため、運航に大きな影響はなかったということです。

見つかったものは金属製の筒状でさびていたということで、千葉県警察本部などによりますといわゆる「成田闘争」で過激派が使っていた「飛翔弾」の可能性があり、確認が進められています。

「飛翔弾」は、鉄パイプなどに火薬を詰めて飛ばすもので、たびたび成田空港をめがけて撃ち込まれ、最近では平成20年3月、空港会社が管理する敷地に落下しているのが見つかり、過激派を名乗る団体から犯行声明が出されていました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180913/k10011627631000.html


参考
成田空港で見つかった不発弾は極左過激派の飛翔弾か
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1536809683/l50