◆このままでは安倍も石破も、小泉さえも終る自民党総裁選
2018-08-31 天木直人のブログ

(略)

最後の総裁選となると公言した安倍首相も、終わったという事だ。
そして小泉進次郎だ。

今日発売の週刊フライデーが書いた。
安倍三選が確実視されている中で、せめて小泉進次郎の侠気を見てみたいと。

立つべき時に立てる政治家でなければ、総理を目指す資格はないと。
これは、無責任な写真週刊誌の売らんかなの挑発記事である。

しかし、政治的には、これ以上ない正しい挑発記事でもある。
小泉進次郎が安倍と石破のどちらに投票するかは、いくら隠そうとしても隠せない。

もし進次郎が安倍首相を支持してみずからの自民党総裁の道を開くつもりでも、安倍支持がわかったとたん国民の人気は半減するだろう。
侠気を見せなかった小泉進次郎は小泉純一郎にはなれず、たとえポスト安倍の一人として入閣し、将来の首相の座を確保したとしても、安倍首相が破壊した後の日本の首相は貧乏くじだ。

そんなことよりも、ここで石破氏を応援して安倍三選を阻止し、石破政権で入閣して、少しはましな日本にしてから首相になった方がはるかに得策なのだ。
このままでは安倍も、石破も、小泉進次郎さえも終ると私が書いた意味はこういう事である(了)

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