安倍総理大臣は、山口県長門市にある父親の安倍晋太郎元外務大臣の墓参りをしたあと記者団に対し、来月の自民党総裁選挙への対応について、「さらに3年の任期に耐えうる気力と体力があるか見つめ直しながら判断したい」と述べました。

11日から地元、山口県を訪れている安倍総理大臣は、12日午前、昭恵夫人らとともに、長門市にある父親の安倍晋太郎元外務大臣の墓を訪れ、線香を手向け静かに手を合わせました。このあと安倍総理大臣は、記者団が「来月の自民党総裁選挙への対応を含め、墓前でどのような報告をしたのか」と質問したのに対し、「6年前、総裁選挙に再び挑戦したときの志はみじんも変わっていない。さらに3年の任期に耐えうる気力と体力があるかどうか、しっかりと見つめ直しながら判断をしていきたい」と述べました。

これに先立って安倍総理大臣は、海に向かって123基の朱色の鳥居が並び、去年1年間の観光客数が100万人を超えた長門市の人気スポット、元乃隅稲成神社を参拝し、観光客との記念撮影に応じていました。

NHKニュース
2018年8月12日 11時19分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180812/k10011574141000.html