◆小泉進次郎氏、宇宙ごみは「安定的な宇宙利用の脅威」 安倍晋三首相に予算確保申し入れ
2018.8.3 19:56更新 産経ニュース

 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は3日、安倍晋三首相を官邸に訪ね、役割を終えた人工衛星やロケットの破片などのスペースデブリ(宇宙ごみ)の対策に関する提言書を手渡した。

 提言書は、小泉氏が座長を務める自民党のワーキングチームがまとめた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する衛星への接近を知らせる警報が1日360回を超えるなど、宇宙ごみが「安定的な宇宙利用の脅威となる」と指摘した上で、除去技術開発に向けた予算確保などを求めた。

 小泉氏は「宇宙ごみ除去事業に必要な法制化などに政府で取り組んでほしい」と要請し、首相は「国際的な枠組みを作っていく必要がある」と応じた。

https://www.sankei.com/politics/news/180803/plt1808030022-n1.html