◆自民竹下派 総裁選で対応分かれるのは不可避の情勢
2018年8月3日 4時07分 NHK

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180803/k10011561431000.html
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自民党総裁選挙への対応を決めていない竹下派は、衆議院側では、安倍総理大臣を支持する意見が大勢を占めた一方で、参議院側は、石破元幹事長を支持することで調整を進めていて、派内で対応が分かれるのは避けられない情勢です。

来月の自民党総裁選挙への対応を決めていない党内第3派閥の竹下派は、2日、会長の竹下総務会長が、所属する衆議院議員およそ20人から聞き取りを行ったところ、外交手腕などを評価して、安倍総理大臣を支持する意見が大勢を占めました。

一方で、参議院側は、「来年の参議院選挙を前に、総裁選挙で活発な政策論争を行う姿勢をアピールすべきだ」として、石破元幹事長を支持することで調整を進めています。

竹下派では、参議院側も含め、来週7日に、残る所属議員から聞き取りを行ったうえで、9日に派閥としての対応を表明したい考えですが、派内で対応が分かれるのは避けられない情勢です。

総裁選挙をめぐっては、安倍総理大臣を支持する方針の、細田派、麻生派、岸田派、二階派の4派閥の事務総長らが、3日、支持拡大に向けた対策を協議し、活動を本格化させることにしています。