安倍晋三首相は15日、西日本豪雨に関し、自身のツイッターに「私自身万全を整えた上で、必ず広島の被災地を訪問し、現場主義の復興を進めていきます」などと相次いで投稿した。首相は15日に広島県内の被災地の視察を予定していたが、右脚の股関節周囲炎のため取りやめていた。

 首相は15日夕にツイッター上で「広島訪問は、小此木(八郎)防災大臣に代わってもらいますが、現場の声やニーズを、一日も早い復旧復興につなげていくとの思いに変わりはありません」と表明した。

 首相はこれを皮切りに約10分間で計9本投稿し、「少しでも早く、被災者の皆さんが罹災(りさい)証明を手にし、生活再建に向けたスタートを速やかに切ることができるよう、全力を尽くしてまいります」などと訴えた。

 これに先立ち、15日午前には、トランプ米大統領がツイッターで発信したお見舞いのメッセージに感謝の言葉を返信した。米軍岩国基地(山口県)の隊員らの支援にも触れ「ドナルドの温かいお見舞いと連帯の言葉、そして岩国の在日米軍の有志の皆さんをはじめとする米国からの被災地支援に心から感謝します」と日本語と英語で記した。

 首相は、フランスのマクロン大統領がツイートした哀悼のメッセージにも謝意を返信した。

産経新聞
7/15(日) 21:12配信
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