■松井一郎・日本維新の会代表(発言録)

 (参院定数を六つ増やす自民党の公職選挙法改正案について)豪雨災害のどさくさに紛れて、自民党案を押し通そうというのは、あまりにも傲慢(ごうまん)だと思ってる。どさくさ紛れの横柄なやり方はちょっと看過できない。(自民の石井浩郎)委員長の解任決議案も含めて徹底的に戦いたい。

自然災害でお金がこれからもいるのに、何で国会議員を6人増やして(1人)年間1億円の経費渡すの。腹立って仕方がない。人口が減っているんだから(議員を)増やす必要ないでしょ。自分たちの党利党略じゃないですか。

 各会派が対案出しているのに、その中身の審議なんて本当に全然やっていない。まさに自民党参議院の数の横暴だ。安倍総理は(国会答弁で)「議員の身分にかかわることについては各党、各会派の幅広い合意が必要」とずっと言っていましたよ。単独会派の要望で強引に数の力で押し通すというなら、今まで自民党総裁として総理が言ってきた話が全く食い違うことになると思います。この辺のおかしさを徹底的に追及していきたい。(大阪府庁で記者団に)

朝日新聞
2018年7月10日13時45分
https://www.asahi.com/articles/ASL7B4148L7BPTIL011.html