◆「あっせん案」はまとまらず 参院の選挙制度改革案
7/4(水) 18:09配信 テレ朝 news

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180704-00000046-ann-pol
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 自民党が出している参議院の議席数を6増やす案、果たしてその先行きは。

 今国会での成立を目指す自民党。反対する野党。論争の的となったのは、先月、自民党が提出した参院の選挙制度改革案。参院の定数を6増やし、248にするものだ。この案には、合区により立候補できなくなった自民党の候補者を救済する狙いがある。参院では4日に議長のもと、各党の代表が協議を行った。自民党案に賛同できない野党は、議長に各党の意見を取りまとめてあっせん案を作るよう求めた。しかし、自民党出身の議長は取りまとめは困難とし、各党が対案を提出して委員会で議論することを求めた。国民民主党は、定数242を変えずに2増2減で一票の格差を是正する案を提出。与党・公明党は抜本的な改革案となる対案を提出したが、会期末まで時間がないとして自民党案を受け入れることも検討している。一方、改革案を提出した自民党だが党内から批判の声も。

◆「定数6増」撤回求める動き 自民党内からも“異論”
7/4(水) 18:34配信 FNN

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180704-00395598-fnn-pol
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参議院の選挙制度改革をめぐり、自民党が国会に提出している定数を6増やす案について、自民党内で一部撤回を求める動きが出ていることが、FNNの取材で明らかになった。

自民党の若手議員が所属する青年局の中の組織が出した「比例定数増加の撤回」などに賛同を求める文書。

この文書は、各地の自民党青年局の代表で作る委員会の名前で出され、各都道府県の青年局長らに宛てられている。

この中では、参議院の定数を6増やす自民党の選挙制度改革法案に関し、比例区の定数を増やすことについては、「合理性を見出すことができない」、「国民負担につながる」として、撤回要求への賛同を求めている。

また、比例候補者の73歳定年制の順守についても、賛同を募っている。

定数増については、野党側が批判しているが、自民党内でも、地方の若手からの異論が表面化した形。