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6月19日に会見を開いた加計学園の加計孝太郎理事長に対し、愛媛県の中村時広県知事が安倍首相との面会がなかった証拠を示すよう求める姿勢を際立たせています。

これは6月20日に行われた知事共同取材の要旨が公開されたことから明らかになったもの。中村県知事はメディアからの質問に答える形で再三、何らかの証拠を示すべきとの見解を繰り返していました。

「何らかの確証みたいなものがあれば問題ないのではないかな」「明確にする何かがあった方がいい」「何かその年の記録があれば説得力が出てくるのではないか」「探す努力はされるべき」など、問いに答える形であったとは言え、加計学園側に「会っていないという証拠を出せ」と迫る姿勢がどのように受け止められるか、注目されます。

記者「理事長が、安倍総理との面会については、記憶にも記録にもないと否定したが」

中村「何らかの確証みたいなものがあれば、問題ないのではないかなというふうには思いますけれども」

記者「(説明に)疑問点とかは」

中村「記憶の中での話なので、それを明確にする何かがあった方がいいのではないかなと」

記者「率直に知事として面会が無かったという言い分は信じられるか」

中村「それをストンと受け止められるように、何かその年の記録であるとかいうものがあったら、説得力が出て来るのではないかなというふうには思います」

記者「首相と理事長が会っていない証拠と言うか、そういうことを示すということも含まれると」

中村「それはあった方が説得力が出てきますから、探す努力はされるべきではないかなというふうには思います」