安倍晋三首相は16日午前の読売テレビ番組で、9月に行われる自民党総裁選での3選に意欲を示した。

 首相は「まだまだやるべきことがたくさんある。北朝鮮の問題、拉致問題、これはやはり私自身の責任で解決をしなければならないという強い使命感も持っている」と強調。「(意志が)完全に固まっているわけではない」とも語り、出馬を決断する時期について「セミの声がうるさいと感じられる状況になった頃」と述べた。

 森友・加計学園問題をめぐり、報道各社の世論調査では内閣支持率が不支持率を下回る状況が続く。首相は「これからも真摯(しんし)に丁寧に、求められれば説明していく必要がある。政治は信頼が大切だから、信頼を回復すべく、全力で取り組んでいきたい」と強調した。

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