0001名無し1号 ★
2018/06/16(土) 09:33:58.06ID:CAP_USER9米朝首脳会談で、正恩氏は「日本と対話する用意がある」と前向きに語ったとされるが、北朝鮮は核開発や拉致問題で国際社会を裏切り続けてきた。「最後のチャンス」ともいえる局面を迎え、安倍首相は慎重かつ果断に判断する構えだ。
「拙速にはやらない。北朝鮮が被害者をすべて帰すといったら(北朝鮮に)行く」
安倍首相は14日、拉致被害者家族との面会で、こう語った。出席者の「(交渉を)慌てないでください」という発言を受けた回答だった。
2002年の日朝首脳会談にも、官房副長官として出席した安倍首相は、北朝鮮の欺瞞(ぎまん)性を熟知している。面会に同席した複数の関係者によると、安倍首相は「私は北朝鮮にだまされない。
1994年から拉致問題に取り組んできたが、何度もだまされてきた。北朝鮮のだましの手口は分かっている」と話したという。
拉致被害者家族の考えも、安倍首相と一致している。
面会後の記者会見で、横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=の弟、拓也さん(49)は「解決の道筋が見えるまでは、簡単に動いてほしくない」と要望したことを明らかにした。
日本政府は現在、8〜9月の日朝首脳会談開催を模索し、北朝鮮側との接触を進めている。政府内では、安倍首相が8月ごろに平壌(ピョンヤン)を訪問する案のほか、
ロシア極東のウラジオストクで9月11〜13日に開かれる東方経済フォーラムや、米ニューヨークで9月中下旬に行われる国連総会での会談も選択肢として上がっている。
憲法9条のため、日本は外交の「飴と鞭」のうち、鞭を持たない。親族も処刑・暗殺する独裁者を相手に、安倍首相のギリギリの交渉が始まる。