逮捕の長野市議 辞職願い許可
06月07日 11時49分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20180607/1010003526.html

ことし1月、長野県北部の住宅の敷地内に止めてあった自転車のサドルに体液を付着させたとして、器物損壊の疑いで逮捕された長野市議会の28歳の議員が7日、議長に議員の辞職願を提出し、許可されました。

これは、7日開会した長野市の6月定例市議会の議会運営委員会で、小林治晴議長が明らかにしたものす。
それによりますと、長野市議会議員で、5日、自転車のサドルに体液を付着させたとして、器物損壊の疑いで逮捕された生出光容疑者(28)から7日朝、弁護士を通じて辞職願が提出されたということで、これを受けて小林議長が辞職を正式に許可したということです。
議会運営委員会では、生出容疑者が所属する共産党長野市会議員団の野々村博美団長が「心からおわび申し上げる」と陳謝しました。
また、このあと開かれた本会議の冒頭で、小林議長は、生出議員が辞職したことを報告したうえで、「市民の模範となる行動が求められる議員として大変残念だ。市民に心からおわび申し上げる」と述べました。
野々村団長は記者団に対し、生出議員が6日夜、弁護士と接見した際に容疑を認めたことを明らかにし、「異常な行動に気付くことができなかった。市民の皆様に本当に申し訳ない」と述べました。