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世耕弘成経産相がロシアを訪問した際の記者会見対応を批判し、その後世耕経産相から反論され釈明文を掲示していたTBS系JNNのモスクワ支局長が問題のツイートと釈明文を削除しています。

この人物は4月29日に世耕経産相の記者会見が予定通り行われなかったことを不服として苦言を呈すとともに経産省の対応を批判していましたが、世耕経産相本人がTwitter上ですぐに経緯を説明(関連記事)、その後も世耕経産相が「まだ何ら説明なし」「一方的に断じる資格があるのでしょうか?」「反応して欲しい」と要求したことから注目を集めていました(関連記事・関連記事)。

すると支局長は5月21日に画像を添付する形で釈明文を掲載しましたが「外務省仕切りのものに比べ、あまりに不手際が多く混乱が生じたため不満を表明したもの」「当時、現場では他社の記者からも同様の不満と抗議がありました」などと反発を窺わせた上に会社の方針を理由にして「これ以上の細かい説明は避けたい」と終了を宣言した形であったことから(関連記事)、これに対しても世耕経産相から批判を受けていました。

世耕経産相は「3週間待ってこのコメントとは、本当にがっかり」「納得できるわけがない。言い訳にもなっていない」と呆れた上、支局長の批判ツイートを再度取り上げ「一つ事実を指摘したい」「矛盾」と論破するかのように指摘を続けていましたが、その中にこのようなツイートが含まれていたためか、支局長は5月25日までに問題のツイートと釈明文を削除しており、5月25日の8:15現在ツイートは見られなくなっています。

世耕「「誤解されたとしたら本意ではありません」と言いながら、元ツイートは削除もせず。誠意の欠片も感じられません。」

支局長は削除に先立ち5月24日に「私の前の2つの投稿をめぐって各方面にご迷惑をおかけしました。あす削除させていただきます。」と予告していましたが、世耕経産相がこれをもって終了とするのかどうか、注目されます。