◆連合 参院選の基本方針まとめる
5月25日 5時51分選挙 NHK NEWS WEB

来年行われる参議院選挙について、連合は、比例代表で1つの政党を支援するのは困難な状況だとして、立憲民主党や国民民主党とそれぞれ政策協定を結ぶとともに、傘下の組合が個別に支援政党を決めることを容認する内容の基本方針をまとめました。

連合は24日、中央執行委員会を開き、来年行われる参議院選挙への対応を盛り込んだ基本方針をまとめました。

基本方針は、参議院選挙について「野党再生の1つの試金石で、次の衆議院選挙に向けた重要な足固めの場だ。働く者の政策実現に取り組む政党や議員を慎重に見極めつつ、組織内の候補者や推薦候補者全員の勝利を目指す」と位置づけています。

そのうえで、旧民進党が分裂したため、比例代表でこれまでのように1つの政党を支援することは困難だとして、立憲民主党や国民民主党とそれぞれ政策協定を結ぶとともに、傘下の組合が個別に支援政党を決めることを容認しています。

また、選挙区については、政策協定を結んだ政党から公認や推薦を得た候補者らを支援する方針です。

連合の相原事務局長は記者会見で、「旧民進党が図らずも立憲民主党と国民民主党の2つの政党になった情勢では、与えられた条件の中で最大限の成果を挙げられるよう、知恵を絞り、全力で選挙態勢の整備を進めていきたい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180525/k10011451241000.html