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記者会見対応を批判したTBS系JNNモスクワ支局長に対し世耕弘成経済相自身が反論し注目を集めていた件で、世耕経産相がGW中に改めてこの支局長に「反応して欲しい」と求めており、TBS側の対応が待たれています。

これは世耕経産相がロシアを訪問していた際の記者会見対応をTBS系JNNモスクワ支局長がTwitter上で批判、世耕経産相が渋滞やその後の会食における飲酒を理由に「記者会見に現れない」と不満を呈したのに対し世耕経産相が自ら、同じTwitter上で反論したのがきっかけでした。

世耕経産相は「ちょっと説明を」と切り出すと、渋滞が軍事パレードのためだったこと、その後の重要な会見に遅れることになるため会見の中止を申し入れたこと、会食においては「お酒を飲むことも非常に重要」であること、飲酒すると顔が赤くなるためカメラなしの懇談を依頼したもので、モスクワ支局長の「会食でお酒が入りテレビの前に出られないと」という指摘には理由があったこと、などを説明し理解を求めていました(関連記事)。

支局長のツイートは4月29日、世耕経産相の反論は4月30日のことでしたが、支局長がその後Twitter上で沈黙を守っているためか、5月3日に世耕経産相は再びTwitterで発言。

世耕「まだリアクションはありません。私を強く批判する当該ツイートに対して、私自身の事実認識をRTしたのですから反応はして欲しいものだと思います。(私は渋滞と重要会食優先のためとは言え、会見がキャンセルになった事は申し訳なく思っており、だからこそ翌日会見を再セットしています) 」

また、支局長からの指摘を受けて当時仮眠の予定だったにも関わらず「仮眠を諦めて、推敲に推敲を重ねてRT5本を投稿させてもらいました」とも述べており、モスクワ支局長側に何らかの反応をするよう求めています。

支局長は5月7日朝の時点でも沈黙を守っていることから、世耕経産相に対してはTBSへの批判が寄せられており、TBSへの心象悪化に繋がっているようです。