内閣府は5月16日、1〜3月期の実質GDP(国内総生産)速報値を発表する。野菜高騰で個人消費が伸び悩んだことなどを受け、民間シンクタンク11社の予想平均は前期比0.1%減(年率換算)。実際にマイナスになれば、2015年10〜12月期以来、9四半期ぶりとなる。
 実質GDPは16年1〜3月期以降、8四半期連続でプラスを維持している。ただ今年に入り、野菜の価格が高騰。大雪で外出を控えた動きもあり、消費が伸び悩んだとの見方が多い。明治安田生命保険の小玉祐一チーフエコノミストは「株安も消費マインドを冷やした」とみている。(2018/04/30-16:24)

時事通信
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