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2018/04/23(月) 11:28:08.41ID:CAP_USER9安倍晋三首相(63)は、3月28日の参院予算委員会で、妻の昭恵氏(55)が就任していた「名誉職」が合計55件だったと明らかにした。毎日新聞などが報じている。
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その名誉職を改めて調べてみた。はっきりとした根拠のあるものに限ると、表の通り40件となる。
まずは、どんな縁があったのか、団体側に訊いてみた。
「お名前をいただいただけの関係で、お目にかかったのも1度だけ、お車代さえ出しておらず、私どもの活動にお越しくださったこともありません。お名前をいただいたことに感謝をしておりますが、それ以上の関係ではありません」(「全国身体障害者ほじょ犬サミット」in 東京)
「施設が選挙区内に位置していることなどがご縁です。数年に1度、イベントにご招待しております」(社会福祉法人・中部少年学院後援会)
「昭恵さんから声をかけていただき、顧問になっていただきました。名前だけを貸してもらっていた状態です。私どもにメリットは少なく、今回の報道でむしろマイナスイメージになりました。報酬はゼロです」(一般社団法人・「伊勢麻」振興協会)
■批判の対象になった団体も
「当時の担当者は不在ですが、報酬などは一切、払っていないはずです」(公演「女性による伝統芸能の継承」)
「多くの顧問の先生方のおかげで活動が成り立っており、昭恵さんもその中の1人です。ただ、具体的な活動をお願いしたり、してくださったりしたことは一切ありません」(みんなのFUJISAN地球フェスタ“WA”2017)
「現在は解散しています」(日本ホーリーバジル協会)
どうも通底するトーンとして、「腫れ物に触る」ニュアンスが伝わってくる。下衆の勘ぐりかもしれないが、有権者の目が昭恵夫人に極めて厳しいのは事実だろう。
何しろ今、国会を揺るがせている事態の“原点”は、昭恵夫人が学校法人・森友学園の名誉校長に就任したことなのだ。団体側が「巻き添えになりたくない」と悲鳴を上げてもおかしくない。
しかしながら、昭恵夫人だけが“悪者”であるはずもない。この表には、夫人に負けないほど問題点を指摘された団体もある。
いわゆるスピリチュアル系だったり、代表が元暴力団組長だったり、母体がカルトと評判だったり――。
■「自分が必要とされている」状態が大好き
まさに「割れ鍋に綴じ蓋」だ。デイリー新潮では「“名誉職大好き”安倍昭恵が担いだ詐欺の片棒 広告塔に悪用される総理夫人」(週刊新潮17年4月6日号掲載)の記事で、その背景を紹介したことがある。
《安倍家を知る関係者によれば、
「昭恵夫人の口癖は“なにかあれば遠慮なく相談してください”。実際には、期待外れに終わることも多いのですが、少なくとも広告塔にはなる」
だから引く手あまたで、
「昭恵さんは“方々から呼ばれている自分”がうれしくて仕方がない。フェイスブックで“いいね!”が何個付いたかばかり気にして、行く先々でお付きの職員がタブレットで写真を撮って、フェイスブックにアップしています。そのうえ名誉職が大好きで、頼まれればまず断りません。団体も昭恵さんを広告塔にすれば集客力が上がり、非常に助かる」(同)》(※一部、改行などを改変)
昭恵夫人の求めに応じ、講演を行った関係者が明かす。
「総理大臣夫人からの依頼です。断れるはずがないでしょう。承諾して会場でお話をさせてもらいましたが、主催者の人と話をして驚きました。その主催者と昭恵夫人は、たった1回ぐらいしか会っていないというのです。そんな浅い関係であるにもかかわらず、私に講演を依頼してきたことになります。一般人でも『脇が甘い』と大問題になるはずですが、彼女は総理夫人です。細心の注意を払い、石橋を叩いて渡ることが求められているはずです。それが、こんな気軽な調子で人と会い、名刺を交換して連絡先を伝え、様々な活動を共にしているのですから、正直なところゾッとします」
■家や国が亡びる前触れ!?
>2に続く
デイリー新潮
2018年4月23日掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04230700/?all=1&page=1