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希望の党の松沢成文参議院議員が4月13日、自身のFacebookで財務省に対し「解体して出直すしかないだろう」などと厳しい批判を展開しています。

松沢議員は4月13日の夜、Facebookを更新し「財務省も終わった」として麻生財務相やセクハラ発言が報じられている事務次官、それに幹部職員に対しても「言い逃ればかり」だと批判して「エリートのおごりとしか言いようがない」と非難、「解体して出直すしかないだろう」と述べています。

しかし、以前より党内で分党を要求していると伝えられているとは言え松沢議員は希望の党に籍を置く議員であることから、民進党との合流を画策中である点に照らせば「解体して出直すしかない」の一言は微妙な反応を呼んでもいるようで、松沢議員の投稿に対しては「民進も立憲も希望も」「希望のトップもおかしい」といったコメントが寄せられています。

松沢議員は投稿の中で「20年位前にも、ノーパンシャブシャブ事件で解体的出直しをしたはずだが、、、」と財務省への不信感を隠そうとしていませんが、20年前前後と言えば松沢議員も1999年に代表選挙に立候補するなど民主党で活躍していた時期。説得力は微妙と言えそうです。

4月11日の投稿では「霞ヶ関が腐っている!」と財務省の文書書き換えや厚労省のデータ問題、それに防衛省日報問題に文科省の介入問題を取り上げ「ケジメをつけなければならない」と語っていた松沢議員ですが、「結果責任を取るのが政治家の責務である」との断言が、衆院選の公約を反故にしているではないかとして厳しい目に晒されている希望の党のチャーターメンバーとして今後どのように自身の行動に反映されるのか、注目されます。

松沢議員は3月14日、財務省で自殺者が出たとの噂にTwitterで言及したものの「もし事実だとすれば財務大臣辞任ではすまない。政権転覆に繋がる大事件だ!」と政局に絡めるかのような形であったことから、批判を浴びていました(関連記事)。