http://www.buzznews.jp/?p=2116249

立憲民主党の風間直樹議員が4月12日の参議院財政金融委員会で、同日発売された週刊新潮の記事を用いて麻生太郎財務相を責め立て、「至らないというご認識はありますか」「もう一回ご答弁下さい」などと要求すると共に監督責任である「服務の統督」についての認識を問う場面がありました。

「今日は最初に週刊新潮の記事について麻生大臣にお尋ねします」

風間議員は質疑の開始早々、「今日は最初に週刊新潮の財務省の記事について麻生大臣にお尋ねをします」と宣言、質疑時間の大半をこれに割いて麻生財務相を執拗に追及していました。

問題の記事は4月12日に発売された週刊新潮4月19日号に掲載されている「『森友危機』の折も折!ろくでもない『財務事務次官』のセクハラ音源」で、財務省の福田淳一事務次官がセクハラ発言を繰り返していた、という内容。

これについて風間議員は「福田次官本人に事実関係を確認したのか」「もう1回きちっと事実関係を確認されるべきではないか」「現時点で処分の考えはないということか」などと麻生財務相に質問を繰り返した後、国家行政組織法に定められた「服務の統督」を持ち出して麻生財務相の監督責任問題に切り替えます。

「大臣ね、あの、私日頃からその、敬愛する大臣とこんな議論本当はしたくないんです」と言いながらも「服務の統督は、麻生大臣御本人の責任ですから、その点は、ご自覚を頂いて」などと求め、一方的な説教のような形で質疑を終えた後、別の話題に移っていました。

また風間議員の質疑では言葉の端々に「これ読みますとね、非常にリアルなんですね発言ひとつひとつが」「非常にリアリティがあるなと思って読みました」など財務省事務次官のセクハラ発言への好奇心が滲み出た表現が散見されていました。

風間議員は3月30日の参議院財政金融委員会でも、麻生財務相がTPPを巡る新聞報道の扱いに不満を呈し、森友学園問題と比較したかのような発言を行っていたことを取り上げてしつこく謝罪を求めていました(関連記事)。

(略)

参考
立憲民主党、初鹿明博のわいせつ疑惑報道に「真摯に対応することをお約束します」 反応「自民党議員だったらどうする?わかるよね」
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1509628903/