TBS NEWS 4月6日17時33分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3336212.htm

スーパーコンピューター助成金詐欺事件を受けて、事件の中心となった会社の関連会社が、
文部科学省所管の法人から融資されたおよそ52億円を返還したことがわかりました。

 スパコン開発企業PEZY Computing(ペジー コンピューティング)社長の
斉藤元章被告(50)らは、経済産業省所管の法人から助成金をだまし取ったとして逮捕・起訴されています。

 文科省所管のJST=科学技術振興機構は、斉藤被告が経営に携わっていた関連会社ExaScaler
(エクサスケーラー)に対し、スパコン開発のためにおよそ52億円を無利子で融資していましたが、
6日、全額が返還されたということです。

 JSTは開発を続けることが難しくなったことから事業を打ち切ることを決め、先月、会社側に対し
開発費の返還を求めていました。