朝日新聞デジタル 2018年4月6日17時56分
https://www.asahi.com/articles/ASL464RC7L46ULFA00T.html

 日本の防衛をめぐる状況について「悪い方向に向かっている」と思う人が3割に達し、4年続けて増えた。
内閣府が6日に発表した世論調査でわかったもので、厳密な比較はできないが過去最高の水準という。
担当者は「北朝鮮の問題が影響したのではないか」と分析している。

 調査は1月25日から2月11日にかけて、全国の18歳以上の1万人を対象に面接方式で実施。
有効回収率は57・4%だった。

 調査は「悪い方向に向かっている」と思う分野ごとに複数回答で聞き、最も多かったのは「国の財政」で
35・3%(前回調査37・1%)。次が「防衛」の30・3%(同28・2%)で、
「地域格差」「外交」と続いた。

 「良い方向に向かっている」と思う分野は、「医療・福祉」が31・5%(同31・4%)で最も多い。
2番目以降は「科学技術」「治安」だった。
(黒石直樹)


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共同通信 2018/4/6 18:12
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