毎日新聞 2018年4月4日 12時50分(最終更新 4月4日 15時52分)
https://mainichi.jp/articles/20180404/k00/00e/040/311000c

 国土交通省は4日、大阪航空局と気象庁大阪管区気象台の廃棄書類約840枚が大阪市内の路上に
散乱していたと発表した。国交省は散乱文書を回収したが、個人情報が書かれた機密性の高い
内部文書も含まれていた。

 国交省によると、文書は航空局や気象台で作成された危機管理マニュアルなど。個人情報が記載された
連絡網も含まれていた。

 2日午後0時20分ごろ、大阪市北区西天満1の交差点で、通行人から「路上に書類が落ちている」
と連絡があった。廃棄書類を処理する民間業者が車で運搬中に落とした可能性がある。
外部に流出していないか調べる。

 機密性のある文書は裁断などが必要だが、一般ごみとして捨てられており、経緯を調査している。
国交省は「文書の散乱は誠に残念で、再発防止につとめる」との談話を出した。
【山口知】