沖縄タイムス 2018年4月4日 05:24
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/232386

 沖縄県内ホテル大手かりゆしの當山智士社長は3日、那覇市内で会見し、名護市辺野古の新基地建設に
反対する政党、労組、企業、市民団体などでつくる「オール沖縄会議」から脱会したと発表した。
埋め立て承認の撤回に向け、かりゆしが同会議に求める県民投票が実施困難になったことと、
特定の政党色が強くなったことを理由としている。翁長雄志知事の支援は続ける。

 同会議は保守革新を越え、経済界とも連携して新基地建設反対を訴えてきた。3月には金秀グループの
呉屋守將会長が共同代表を辞任しており、中心人物の相次ぐ離脱で組織の影響力低下につながるのは必至だ。

 當山氏は県民投票に関し新基地建設阻止を訴える「建白書」実現には県民投票で民意を再結集する必要があると
意義を強調。実現できない状況に「意見の集約がかなわず残念だ」と述べた。一方、今後の可能性に関し
「ゼロベースで検討したい」と含みを持たせた。

 さらに、翁長知事に対し「県民に呼びかけ、イニシアチブを発揮するときだ」と知事自ら県民投票の
必要性を訴えるべきだと強調した。


(続きは記事元参照)


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産経ニュース 2018.4.3 20:39
https://www.sankei.com/politics/news/180403/plt1804030035-n1.html