NHK NEWS WEB 4月3日 14時26分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180403/k10011389311000.html

齋藤農林水産大臣は、3日の閣議後の記者会見で、日本の地域ブランドの名前を不正に使って
中国などで販売される農産物が相次いでいるとして、対応を検討する考えを示しました。

農林水産省によりますと、中国など海外の通販サイトで、販売されている農産物のうち、
「神戸ビーフ」や「市田柿」といった、日本で地域ブランドに登録された名前を不正に使ったと見られる
事例が相次いで見つかったということです。

これについて、齋藤農林水産大臣は3日の閣議後の記者会見で「知的財産権の侵害と受け止められても
しかたがなく遺憾だ」と述べました。

さらに齋藤大臣は、差し止めなどを行うためには、不正に販売されている国と地域ブランドを保護する
協定を結ぶ必要があるとしたうえで、「このようなことがないように交渉などを進めていきたい」と述べ、
中国などと協定締結に向けた交渉を含め、対応を検討する考えを示しました。