YOMIURI ONLINE 2018年04月02日
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20180402-OYO1T50008.html

 地域政党・大阪維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は2日、大阪市を廃止して4特別区に分割する
「大阪都構想」の賛否を問う住民投票について、府議・大阪市議選が行われる来春の統一地方選と同時に
実施する可能性に言及した。

 大阪市内で記者団に語った。松井氏は住民投票について、「今の議会構成で決めてもらう」として、
統一選までに実施する考えを強調。その上で、統一選との「同日選」の可能性について「経費を抑えられる。
ありとあらゆる可能性を含む」と語った。ただ、維新が府市両議会で過半数を持たず、住民投票の実施に
公明党の協力が不可欠な現状を踏まえ、「時期は公明党と協議して決める」と語った。

 松井氏は今年9〜10月としていた住民投票の実施時期について、3月31日の党大会後の記者会見で
「日程ありきでは住民理解を得られない」として、先送りを示唆していた。