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3月29日に大塚耕平代表が発表した新党構想に関する報道や党内議員の発言が気に入らないとして、民進党の徳永エリ参議院議員がFacebookで「私は呆れています!!」と怒りを露わにしています。

徳永議員は3月30日の午前、Facebookを更新し、大塚代表が実際に配布したという党内資料を添付してメディア報道や党内議員の発言に不快感を隠そうとしていません。

徳永「今日の新聞各紙の報道は全く違ったことを書いていますし、いつものことながら、勝手な私見を記者に話す人もいて、私は呆れています!!」

報道に関しては「希望との合流ではありません」と語っていることからことさらに希望の党の名前を用いた新党報道への不満と見られますが、その後に続けた説明では「希望に仕方なく行った仲間が民進党に戻り、新しい党名にする変えるということです」と語っていることから、微妙な違いにナーバスになっているとの印象は否めません。

徳永議員はまた、党内議員の発言に対しても「いつものことながら、勝手な私見を記者に話す人もいて」「タイミングが悪いわけでもないし」と述べており、党内の摩擦を気にする様子もないようです。

「ど真ん中、中道をいく政党であることに変わりはありません!!」と最後に訴えている徳永議員ですが、民進党や希望の党の議員を中心とした政党が支持を集める可能性はまだ見えていません。

徳永議員はSNSでメディア批判するケースが増えており、2017年12月に民進党解党が取り沙汰された際には「メディアはそんなに民進党を潰したいのか」「いい加減にしてほしい。メディアの報道は誰のためにあるのか!!」などと憤っていました(関連記事・関連記事)。

今後大塚代表の構想する新党が立憲民主党とどのような関係になるのかという点が野党を語る上でのポイントの一つとなりそうですが、立憲民主党の結党直後であった2017年11月に福山哲郎幹事長が民進党の会派・新緑風会から離脱させられたとして苦言を呈した際、徳永議員は「福山さんだけというわけにはいかない。一旦、けじめをつけましょうという、組織らしい判断をしたまで」として容認する姿勢を見せていました(関連記事)。