【新聞読み比べ】佐川氏喚問の翌日 全然ちがうゲンダイ師匠とフジ師匠 産経師匠が載せた“男性ホルモン記事”とは何だったのか?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
同じものを見ているはずなのに見え方がちがう。これぞ新聞の面白さであり、読み比べの醍醐味である。
■証人喚問の日の夕刊 朝日、読売、ゲンダイ、フジを並べてみると
http://bunshun.ismcdn.jp/mwimgs/c/3/-/img_c3c9ad920773bbab992efbdd5af53fce433893.jpg
佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問は格好のケースだった。喚問がおこなわれた日の夕刊を見てみよう。
「改ざん 『答弁差し控える』証人喚問佐川氏 捜査理由に」(朝日新聞 3月27日)
「佐川氏 首相の指示否定」(読売新聞 3月27日)
佐川氏に対して、朝日からは不満が、読売からは安堵が見えた。そんな行間を感じた。
■では過激さが売りのタブロイド紙はどうか。
http://bunshun.ismcdn.jp/mwimgs/5/9/-/img_593cd674b87d5b56d5afa88d3a7a594d495803.jpg
「安倍佐川 臨終」(日刊ゲンダイ 3月29日付)
ゲンダイは怒っていた。一面には他に「『死んだふり』貴乃花」というのもあり、臨終やら死んだふりやらで忙しい。夕刊フジは、
「佐川喚問 史上最低」(夕刊フジ 3月29日付)
フジもてっきり佐川氏を叱ってるかと思いきや、その下に「野党自滅 隠し玉なし」という見出し。「史上最低の証人喚問」の責任を野党に見ていたのだ。同じものを見ているのに全然ちがうゲンダイ師匠とフジ師匠。
■東京新聞にみる「忖度」の証明
各紙をたかぶらせた今回の喚問。その理由は、《決裁文書改ざんの核心部分は「刑事訴追のおそれ」を理由にほとんど語られなかった一方で、外部からの指示についてはきっぱり否定した。》(朝日 3月27日)という佐川氏の「戦法」にある。
東京新聞の一面コラム「筆洗」は佐川氏の答弁について、《うまくかわした、おつもりかもしれぬ。しかし、核心を避けながら「責任は自分に」と誰かを守ろうとする姿を国民はどう見たであろう。その証言自体にこの問題に潜む「忖度(そんたく)」の二文字があらためて浮かばなかったか》
佐川氏はむしろ「忖度」の証明をしてしまったのでは? と指摘。
■読売ならではの説得力ある与党解説
与党の戦法の答えは読売新聞に載っていた。「沈静化図る与党、昭恵氏の証人喚問『必要ない』」(3月28日)という記事。
《証人喚問にあたり、与党議員は改ざんや国有地売却が「あくまで財務省職員の主体的な判断で行われた」(自民党幹部)との構図をあぶり出す作戦で臨んだ。》
読売ならではの説得力ある与党解説。しかし記事の最後に、《首相と距離を置く議員を中心に「佐川氏が官邸をかばったようで印象が悪い」(中堅)との声が漏れている。》
こんな声も入れざるを得ないほど(読売から見ても)与党の戦法はみえみえだった。
ここでしびれを切らしたのが保守おじさん産経新聞。編集委員・田村秀男氏のコラムを載せた。タイトルは「【佐川氏証人喚問】財務官僚の自作 日本経済を道連れにするな 」(3月28日)
野党は国政そっちのけだと書き、《ちょっと待て。アベノミクスによって再生しつつある日本経済を財務官僚自作の文書改竄問題の道連れにしてはならない。》
さらに、《森友問題関与を執拗に報じてきたメディアによって悪化した首相のイメージ回復が遅れると、アベノミクスの信頼度に響き、脱デフレが遠のく。首相の支持率に敏感な市場は円高、株安に振れ、回復する日本経済に逆流が渦巻きかねない。》
産経師匠は証人喚問について「野党 誤算、裏目、空振り」と野党の責任を5面でも問うている。
>>2以降に続く
3月30日 文春オンライン
http://bunshun.jp/articles/-/6838 >>1
■男性ホルモンと佐川喚問
そしてクライマックスはこちら。同日の産経の「正論」(オピニオンコラム)。
「『日本型リベラル』の真相は何か」(竹内久美子)。
そこでは「男性ホルモンの代表格であり、男の魅力を演出する、テストステロン」について語られているのだが、
《自分は稼ぎが多くない。稼ぎのいい男が女にモテるのはけしからん。自分は男としての魅力に欠け、女が寄り付かない。こういう自分にも「平等」に女を分け与えよ!共産主義、社会主義とは要は女にモテない男にとって、このうえなく心地よい響きを放つ存在なのではないだろうか。》
ん? 続けて読んでみよう。
《日本に共産主義、社会主義に惹きつけられる人間(特に男)がなぜ多いかだ。それはまず日本人の男が、欧米やアフリカ系の男と比べ、男性ホルモンの代表格であり、男の魅力を演出する、テストステロンのレベルが一般的に低いため、普通は彼らほどには男としての魅力がないからではないだろうか。》
なんかすごい「正論」きた。衝撃のラストはこちら。
《テストステロンのレベルが比較的低い男は、男の魅力に欠けるし、浮気もしない(浮気したくても女に相手にされない)。この後者の男たちが、共産主義、社会主義にこのうえなく惹かれ、「日本型リベラル」と呼ばれる特有の存在となる可能性がある−それが真相ではないだろうか。》
こういうコラムを掲載する意味を考えてしまう
現在のリベラルと呼ばれる人たちが「共産主義、社会主義に惹きつけられる人間」なのかは疑問だが、とにかく「日本型リベラル」は男としての魅力がない人らしい(男性と限定してるのも気になるが)。
佐川喚問の翌日にこういうコラムを掲載する意味を考えてしまう。
森友学園問題をこれ以上ごちゃごちゃ言い続けたら「男として魅力がない奴と判断する」というメッセージなのだろうか。そんなことは誰もが言われたくないであろう。よし、それではみんなで全力で叫ぼう。
「アベノミクス頑張れ〜 安倍首相頑張れ〜」
いけない、籠池氏が園長だった幼稚園みたいになってしまった。
おわり 文春は社長がヨシフさんの親友になってからおかしくなっちゃったね ゲンダイと朝日新聞じゃ、まだ朝日新聞の多少はマシって感じだな
「訴追されるんで答弁したくない!」
これって
「記憶にございません!」
よりか正直でマシだったと思うぞ
財務はデタラメ社保庁より少しマシだったと思うぞ!
「文藝春秋松井社長が、安倍政権を「極右の塊」と発言」
文藝春秋といえば、戦後ずっと、いや、菊池寛が創刊して以来、穏健な保守の代表だったはずだ。
そういう読者が文藝春秋を支えてきたのではなかったか。
数年前、売れ行き不振を理由にオピニオン誌『諸君!』を休刊した頃から、文藝春秋がおかしく
なっていると思っていたが、ここまで来ていたとは。
時の政権を批判するのは、ジャーナリズムの大きな役目の一つだ。安倍政権のやっていることが
すべて正しいわけはない。だから批判は必要だ。
しかし、松井社長が、本気で安倍政権を「極右の塊」と思っているとしたら、文春ジャーナリズム
は終わったというしかない。
花田紀凱 月刊『Hanada』編集長、元『will』『週刊文春』編集長
2016/12/13(火) 23:44
https://news.yahoo.co.jp/byline/hanadakazuyoshi/20161213-00065447/ 俺は男の魅力に欠けるし、浮気もしない(浮気したくても女に相手にされない)が共産主義は大キライだ! 証拠もないのに「安倍夫妻の犯罪!」と書いた文春は責任取らないのか? >>1
戦法戦法と書いてる時点で既にお察しよ
この場合の戦法は「ありのままの事をありのままに見てもらう」
つまり、官邸の関与は無いと言う事を逃げようのない形で見せたわけよ。
いつもみたいに濁したら「まだ何かあるはずだーー」って言い続けるだろ。ボール投げても
受け取らないくせに、いつまでも因縁つけるやん。今回はそのボールをどっしりと批判側に
投げつけたわけ。後は簡単だよ。このボールが嘘だと『証拠を示して告発すれば』野党側の
完全勝利だろ。
さぁ、どうぞ。 >>8
文春から見たら終わってるのは理屈抜きの安倍応援団である花田だろ >>1
芸人でも無いし門下でもない癖に気軽に師匠呼びする輩居るね >>1
ゲンダイは治外法権だからなww
そこをわきまえて、他と比較した記事を書かないと。 ゲンダイがあるのに夕刊フジがないな
産経とゲンダイが同レベルだから、外された? この竹内とかいう女は有名なトンデモ論者らしいがw
夕刊フジならともかく産経本紙にこんなのがコラム書いてるとかw Shiori Ito: Author of "Black Box" Black Box 著者 伊藤詩織さん 日本外国特派員協会 2017/10/24
https://www.youtube.com/watch?v=9WOxkXn1PkQ
『Black Box』上梓 伊藤詩織さんが「逮捕状を握り潰した」警視庁刑事部長を直撃 デイリー新潮 2017/10/31
https://www.youtube.com/watch?v=o_wXlFATErY ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています