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「答弁を控えさせて頂きたい」を連発した佐川宣寿・前国税庁長官に対して、共産党の小池晃書記局長が参議院予算委員会で「こんなことやってたら偽証罪で告発しなきゃいけなくなりますよ!」「これでは証人喚問の意味がありません!」などと憤慨し、「野党が要求している証人喚問を全てやること以外に解決の道はない」と怒りを露わにしながら質疑を終えていました。

何も引き出せず苛立つ小池書記局長

小池書記局長は2017年の佐川証人による国会答弁について質問しましたが、佐川証人が「答弁は控えさせて頂きたい」と繰り返したことから、序盤から荒れ模様の展開に。

小池「それはおかしいんですよこれは改ざんについての質問をしてるわけじゃないんですよ」
小池「何でこんなことが認められないんですか!?」
小池「私、当たり前のことを聞いてんですよ?」

思い通りに進まなかったためか、小池書記局長は「逆に証言拒否で告発しなきゃいけなくなる」などと警告。しかし、佐川証人のスタンスを変えることは出来ませんでした。

小池「都合の悪いことは答えないってだけの話じゃないですか!こんなね、ことをやってたらこれは逆に偽証罪でね、あるいは本人の身分に関わらない証言拒否として告発しなくちゃいけなくなりますよ!?」

佐川証人の答弁に不満の小池書記局長は途中、「これでは証人喚問の意味がありません!」「これでね、進めるわけにはいきません」と2度に渡って委員会を中断させましたが、それでも佐川証人は頑なで、結局殆ど何も引き出すことが出来ず最後はこのように述べて質疑を終えていました。

小池「あのね、これでは証人喚問の意味がまっったくありません!あのね、訴追の恐れがあるってこと以外のことだって全部答えないんですよ!これ以上聞いたって意味ないですよこれ!!私は、この証人喚問で終わりにするわけには絶対行かないと思います!まぁあの、佐川さんだけじゃなくて、安倍昭恵さん等含めてですね、野党が要求してる証人喚問を全てやると。そのこと以外に、解決の道はないということを申し上げて、尋問を終わります」

(略)