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3月27日の衆議院予算委員会で佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問における質疑に立っていた共産党の宮本岳志議員が「そんなの通りませんよ!」「虚偽じゃないかあ!!」などと声を荒げ佐川証人の発言に苛立つ場面がありました。

「虚偽じゃないかあ!!」共産党議員が怒り

これは宮本議員が佐川証人の国会における過去発言の誤りを質した際のこと。2017年に森友学園側との交渉記録について確認したところなかったと答弁していた、確認をしてなかったと答弁していたのはウソですね?と迫った宮本議員に対し、佐川証人は「確認したというのは文書の取り扱い規則を確認したということで答弁した」と答えたのです。

「そんなの通りませんよ!」「委員長!ダメですよそんなの!答弁なってないっスよぉ!」と色をなして反発する宮本議員。しかし、再答弁を求められても佐川証人の見解は変わりません。

「文書の取り扱い規則の話をしていた」と譲らなかった上に「じゃあ虚偽答弁を認めますか?」という追い打ちにも「虚偽という認識はなかった」と主張を変えることはありませんでした。

こうした姿勢に「虚偽じゃないかあ!!」と声を荒げていた宮本議員は「まっっったく納得できません」と不満を隠そうとしていませんでした。

立憲民主党の逢坂誠二議員はその後の会見でこうした佐川証人の証言について「非常に不届きな答弁もあった」と指摘していますが、「申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げるなど慇懃な態度だったながらも、宮本議員の追及に全く動じていなかったという見方もできそうです。

(略)