TBS NEWS 3月22日
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3323780.htm?1521715244094

 去年の東京・葛飾区議会議員選挙で当選したものの、票の再点検で当選無効とされた区議が、
裁決の取り消しを求めて提訴しました。

 訴えを起こしたのは、去年11月の葛飾区議選で当選した大森有希子氏です。

 この区議選では、1票差で落選した会田浩貞氏が区の選挙管理委員会に異議を申し立てましたが、棄却され、
都の選挙管理委員会が票の再点検をしたところ、「大森ひでこ」「大森ようこ」と記載された2票が
無効票と判断され、大森氏は当選無効とされました。

 これに対し大森氏は、「大森の氏の候補者は1人で、正しく大森と記載されていることから、
自分への投票だったと認められるべき」として、当選を無効とした裁決の取り消しを求めて、22日、
東京高裁に提訴しました。

 「大森という名字をしっかりと票に書かれていることを重視するべきではないかと認識している」
(大森有希子氏)

 大森氏は、司法の判断が確定するまでは区議として活動でき、代理人弁護士は「早期に裁判所の
判断が出るだろう」としています。