0001あはれをかし ★
2018/03/22(木) 20:27:59.60ID:CAP_USER9http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018032202000145.html
国会での「レジ打ち」論争を知っていますか。安倍首相と大塚民進党代表の論戦は、働き方改革が
労働強化につながりかねない現実を浮き彫りにしました。
今月一日の参院予算委員会。
民進党の大塚耕平代表が安倍晋三首相にこんな質問をしました。
大塚「スーパーのレジ係が二倍速で仕事したら、スーパーとしての労働生産性はどうなりますか。
上がると思いますか?」
安倍「生産性は上がるというふうに考えます」
大塚「総理、これは一緒になって考えてもらいたいのですが、この場合、レジが倍速になっても
スーパーの売り上げは増えないんですよ」
◆安倍首相の誤解
ちょっと意外とも思える答えの理由を大塚代表は、実質賃金の伸び悩みを踏まえて次のように説明しました。
「国民の購買力が伸びていない。客の購買力が増えなければスーパーの売り上げも増えないんです。
こういう認識を共有していただかないと、この労働生産性の議論はかみ合わない」
この論争はインターネットなどでも話題になります。
「ふつうはそう考えるよ」
「いや、安倍さんはこんなことも知らないで生産性向上、裁量労働制の拡大を言ってるのか」
「レジ係がけんしょう炎になってしまう。生産性向上どころか、明らかな労働強化だ」
低迷する経済を成長させるには労働生産性を向上させるしかない。働く人一人あたりが生み出す成果を増やすしかない。
政府も経済界も「生産性向上」をくりかえしています。
でもこの生産性、なかなかのくせものです。安倍首相が図らずも答えたように、機械のごとく
短時間に速く働けば売り上げも利益も増える−という誤解が、労働強化につながりかねないからです。
(続きは記事元参照)